更に第六條から第九條に至りますまでの規定は、評議員会の規定でありまして、先に大臣が提案理由の説明に申されましたように、特にこの研究所が独善と申しまするか、それ自体の研究に沒入してしまうことを避けまして、こうした國立研究所でありますので、これに評議員を設置いたしまして、その評議員の構成も各方面から学識経驗者を以てこれに当てまして、研究所が計画いたしまする毎年の事業計画、或いは調査研究の委託、その外重要
これに対し早急に根本的な予防治療の処置をとらなければなりませんが、何分莫大な経費を要するので、一企業ではとうてい目的を達し得ず、人道上、また基礎産業復興の見地より、この際國家の手による合理的施策、たとえばこれがための國立研究所の設置とか、國立療養所の設置とかの施設、するため、昭和二十三年度予算において、これに要する経費を計上されたく、何とぞ御審議の上特にお願いします。 右請願いたします。
〔議長退席、副議長着席〕 併し現在の貧弱な施設ではその目的を達成することは困難であるから、大規模の綜合的な研究を行うために、速やかに國立研究所を設立して貰いたいというのが請願の趣旨であります。
まつたく先ほども申しました通りこれは國立研究所です。昔は公立とするという案もあつたように聞いております。しかるに純研究竝びに應用の研究という第一條の趣旨に從つて活躍しておるのでありますが、それを實際に行うには、官立といいますか、國立としますといろいろな法規による缺點が出てまいります。非常にいい點はここで申し上げません。國立としていい點は申し上げませんが。ただ例として申し上げます。
更に又一方種々の國立研究所の存置と併行いたしまして、他方理研のような民間研究機關の活躍を期待するというようなことが相俟つて今後の我が國の産業の振興に大いに裨益するところがあると思うような次第であるのでございまして、そういう趣旨におきましてこの理化學研究所に關しましては、これまで繰返し説明いたしましたようなことでやつて行きたいというように考えております。
澤山な國立研究所がありますが、そんなようにいつまでもなさつておられるお考えか。或いは或る適當な時分に財源を捻出して、そうして一つの相當纒まつた日本の國立研究所というものをお作りになる意思があるかないか。この點をちよつとお伺いいたします。
その結果こういつた原案のような一應結論を得たのでありまするが、その趣旨は、成る程御説のように國立研究所という行き方も確かにあるわけでありますけれども、何分にもこの理化學研究所というものが、從來何故にここまで三十年の歴史を汚さずに發展をして參つたかという點に鑑みますときに、結局いわゆる國立であります場合には、或いは豫算の關係でありますとか、その他財政上の見地から相當の拘束を受けることは、これはその時々
勿論先程からも申上げますように、大學の研究所とか或いはその他の國立研究所におきましては、おのおののそういう利益を度外視した研究が行われておるわけであります。
理化学研究所を先ず第一になぜ株式会社にするかという点でございますが、これにつきましてはいろいろ國立研究所にしたらどうかというようなことも、実は考えて見たのでございます。
第一の國立の研究所にいたしたらどうかということにつきましても、いろいろ検討してみたのでありますが、とかく從来の國立研究所ということになりますと、自然ある制約を受けてきましたり、それからまたほんとうに國家全體の皆様のお力というものを、十分その研究機関内部に移していくということも、なかなか簡単に円滑にいかぬような場合もあります。
○松田政府委員 最初申し上げましたように、この問題の解決につきましては、國立研究所と申しますか、國家の研究所にいたすことも考えてみたのであります。